HP-M1000
○Good!! |
・ヴォーカルの迫力 ・超低域が出て聴き応えのあるベース ・元気にノリ良く楽しめる音調 |
---|---|
×Bad... |
・やや濁った付帯音が多い ・音の分離やフォーカスが甘い ・ヴォーカルの音圧に疲れることがある |
◎Point! | ヴォーカルと楽器が塊のような迫力で楽しめる。味付けが濃い点が許容できれば、理屈抜きに楽しい音。 |
雑感
分解能・解像度・原音忠実性等、細かいことを挙げれば正直イマイチな機種。でも理屈ではない「音の楽しさ」を教えてくれる機種でもある。ヴォーカルが前面に出てきて、まるで自分が歌っているかのような錯覚に陥ることがある。ヴォーカルと楽器があまり分離せず、メインの音がすべて塊となって耳に飛び込んでくる感じ。超低域がしっかりと出て、重い音を鳴らせるにもかかわらず、明るく軽快なポップスで一番魅力を感じることが多い。おそらく独特の付帯音の多さから、賑やかな音楽をさらに装飾して鳴らしているのだと思う。それゆえにシンプルな構成の曲では、音の濁りを感じて聴き疲れすることがある。
おまけ