SE-A1000
○Good!! |
・迫力がありつつ聴きやすい音 ・高域がサラサラとして爽やか ・幅広いジャンルを楽しめる |
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×Bad... |
・音場が近い ・音の締りがイマイチ ・高域の癖が気になることがある |
◎Point! | 映画鑑賞用のヘッドホンとされているが、音楽鑑賞にも幅広く使える機種。独特の高域の癖を楽しむこともできる。 |
雑感
構造の特徴としては、ジャージ素材でやや浅めのイヤーパッドを採用し、蒸れにくさを重視しつつ、耳全体でソフトに支えるような独特の装着感が挙げられる。このため重量の割には頭部への負担が少なく、長時間の連続使用にも耐えることができる。音のバランスは映画を大迫力で楽しむために低域と高域が強めに設定されており、中域がやや控えめとなっている。低域の締まりはあまり良くないが、しっかりと厚みが確保されており、量感と迫力で不満を覚えることはほとんどない。中域はあまり目立たずヴォーカルによってはやや引っ込んで聴こえることがあるが、適度な温かみと柔らかさを持つため非常に聴きやすい。高域は独特のサラサラした質感を持ち、映画での破裂音も耳に刺さるようなことがなく適度な刺激として楽しめるようになっている。映画はもちろんだが、ポップスやロック、ジャズまで幅広くこなし、生楽器と打ち込み系が混在するような曲でも魅力的に鳴らせる。響きが豊かで適度な爽やかさも兼ね備えるため、ゆったりした曲からノリの良い曲まで楽しめる印象。気になる点は音場の近さで、耳に近い場所でパワフルに鳴るので迫力は満点だが、違和感を覚えることがある。独特の高域も、曲との相性や個人の好みによって、聴きやすく感じたりうるさく感じたりする場合があるので注意は必要。
おまけ